「インターネット」と「ウェブ」という言葉がよく混同されがちなので、両者の違いなどを書いておきます。

インターネット

インターネット(the Internet)は、世界中のコンピューターを接続して情報交換をする仕組みです。TCP/IP、DNSなどといった通信技術が使われており、ICANN、IETF、IANA、JPNIC、など複数の非営利組織によって管理されています。

インターネットの語源は、研究機関などの組織内に独立して構築されていたネットワークを互いに接続することの inter-net(直訳すると「ネットワーク間」)から来ています。

TCP/IPやDNSなどのインターネット技術を使って企業などの組織内に構築されたネットワークは、「イントラネット(intranet)」と呼ばれます。

ウェブ

ウェブ(World Wide Web)は、インターネット上で文書の情報発信を行う仕組みです。HTMLやURLという技術を使い、文書の中に別の文書への参照を埋め込むこと(ハイパーテキスト)によって情報のネットワークを構築します。

ハイパーテキスト自体は World Wide Web 特有の概念ではありません。インターネット上でハイパーテキストを実現するために作られ、その中でむちゃくちゃ流行ったのが World Wide Web です。

World Wide Web でハイパーテキスト文書のフォーマットとして作られたのがHTML(Hyper Text Markup Language)、ハイパーテキストのデータをサーバーから取得する仕組みとして作られたのがHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)、文書が置かれている場所を示すフォーマットとして作られたのがURL(Uniform Resource Locator)です。

現在は文字だけでなく、画像や音楽や動画、電話やコンピューターゲームなどあらゆるコンテンツがウェブの仕組みを使って実現されています。

余談

  • よくウェブサイトのURLについている www サブドメインは、「ウェブサーバー」という意味。URLの http://www(えいちてぃーてぃーぴーころんすらっしゅすらっしゅだぶだぶだぶ) までを「おまじない」として1つのセクションと捉えている人が多い。
  • ウェブブラウザに「インターネットエクスプローラー」という名前をつけたマイクロソフト社の罪は大きいのではないでしょうか(てきとう)